木更津・袖ケ浦・君津・富津の罹災証明と被災後の手続き
家が浸水した、屋根が壊れた。被害にあって何から始めればいいか分からないときは、安全の確保が最優先です。片付け前の記録から、市への申請と生活の立て直しまでをまとめました。
情報確認:
危険な家や斜面には近づかず、撮影のために屋根へ上らないでください。避難が必要なときは手続きより避難を優先してください。
被害直後から申請までの流れ
安全の確保
身の安全を確保してから家の状態を確認。救助・救急が必要なときは119番へ。
被害写真の記録
安全に撮れる範囲で、家の全体・壊れた箇所・浸水の高さを残します。
市・保険会社への連絡
被害のあった場所、日時、何が壊れたか、証明書の提出先を伝えます。保険の相談は市の交付を待たずに始められます。
申請・調査・交付
市の必要書類をそろえて申請。現地調査や写真による判定を経て交付されます。ごみの搬出先も別に確認します。
罹災証明書と被災届出の違い
罹災証明書(りさいしょうめいしょ)
災害で被害を受けた住まいについて、市が被害の程度を証明する書類です。支援制度などで、全壊・半壊・一部損壊などの判断の根拠になります。受け取っただけで給付や保険金が自動的に決まるものではありません。
被災届出証明書・被災届出受理証など
市へ被害の届出をしたことを示す書類です。車、カーポート、物置などが対象になる場合があり、住まいの被害の程度を認定する証明とは異なります。名前や使い分けは市ごとに違うため、提出先が求める書類を先に確認してください。
4市の申請窓口と災害ごみ
被害のあった市の案内を選んでください。窓口の受付と証明書の交付は別です。必要書類や代理申請の条件は、各市の公式案内が基準になります。
木更津市
0438-23-8194情報確認:
- 申請窓口
- 総務部危機管理課・防災計画係。駅前庁舎(スパークルシティ木更津8階)、木更津市富士見1-2-1。通常の開庁時間は平日9:00〜16:30(祝日・年末年始を除く)。
- 持ち物・申請方法
- 申請書、本人確認書類、被害の分かる写真を提出。具体的な損傷割合が求められない用途は、原則「り災届出証明書」の案内です。用途を窓口へ伝えてください。
- 交付まで・手数料
- り災届出証明書は1通300円。り災証明書の手数料と交付時期は、申請前に窓口へ確認してください。
- 災害ごみ
- 市の基本案内では、災害ごみと通常の生活ごみを分け、仮置場や処理方法は災害ごとに決定・周知します。通常のごみステーションへまとめて出さず、今回の搬出先・分別・費用を資源循環推進課へ確認してください。
袖ケ浦市
0438-62-3157情報確認:
- 申請窓口
- 地域福祉課。市役所北庁舎1階、袖ケ浦市坂戸市場1-1。台風25号の窓口は平日9:00〜16:30(祝日・年末年始を除く)。火災の証明は消防本部へ。
- 持ち物・申請方法
- 申請書、本人確認書類、被害写真。代理人は委任状と本人確認書類も必要です。罹災証明は窓口・郵送・マイナポータル、被災届出受理証は窓口・郵送。車は車検証、全体・ナンバー・被害写真も用意します。 市の現地調査を受ける場合、写真の提出は必須ではありません。
- 交付まで・手数料
- 発行手数料は無料。罹災証明は概ね1か月が目安。軽微な被害で判定に同意する場合の自己判定方式は、現地調査を省いて期間を短縮します。写真の印刷が難しい場合はスマートフォン等の提示でも確認可能です。
- 災害ごみ
- 台風25号分は2026年9月24日から袖ケ浦クリーンセンター(長浦580-5)で受付。月〜土(祝日除く)9:00〜11:30/13:00〜16:00。証明書で手数料免除、証明書発行の準備が整うまでは被害写真等でも確認。本人・住所確認書類も持参し、品目別に分別します。事業所ごみ、業者の解体・改修ごみ、土砂等は対象外。市の戸別収集・車両貸出はありません。搬入者の条件・品目を公式案内で確認してください。
君津市
0439-56-1513情報確認:
- 申請窓口
- 課税課家屋係。君津市久保2-13-1。証明書の種類と受付方法は同係へ相談してください。
- 持ち物・申請方法
- 本人確認書類と被害が分かる写真を複数枚(返却なし)。本人・同居親族以外の申請は委任状が必要です。車・家財・外構などは「ひ災届出証明書」の対象です。
- 交付まで・手数料
- 現地調査を伴うり災証明は数日。提出写真で一部損壊と判定できる場合は即日発行の案内があります。ひ災届出証明も数日を要します。既に修理して写真がない場合、ひ災届出では請求書等を提出する案内があります。手数料は窓口へ確認してください。
- 災害ごみ
- 9月21日発表では、通行止め等で通常のごみ収集ができない場合があり、状況が整い次第収集する案内です。これは災害ごみの搬入許可とは別です。浸水家具等を出す前に、環境衛生課清掃工場係へ搬出先・分別・証明書の要否を相談してください。
富津市
0439-80-1242情報確認:
- 申請窓口
- 課税課資産税係。市役所1階8番窓口、富津市下飯野2443。通常は平日9:00〜16:30(土日祝除く)。
- 持ち物・申請方法
- 申請書、本人確認書類。自己判定方式では写真・同意書、代理申請では代理人選任届等が必要です(同一世帯員は選任届不要)。り災証明は窓口・郵送・LoGoフォーム。住家以外の被災届出は写真が必要です。
- 交付まで・手数料
- り災証明の対象は災害時に住んでいた家屋。門扉、車、空き家、店舗等は被災届出証明書です。交付時期と証明書の手数料は課税課へ確認してください。
- 災害ごみ
- 9月22日発表の災害廃棄物は富津市環境センター(桜井総稱鬼泪山8-1)へ、必ず事前に電話。月〜土9:00〜16:00(12:00〜13:00除く)。り災証明書・被災届出証明書を持参し、対象の処理手数料は無料です。証明書がない場合の持込を自己判断しないでください。浸水住宅の消毒用噴霧機貸出は環境保全課0439-80-1273へ(台数に限りあり)。
片付け・修理前の写真と記録
- 家の外観は安全に撮れる範囲で、全体と各方向を撮影。危険な場所へ入らないでください。
- 部屋ごとの全体写真と、壁・床・天井など壊れた部分の近い写真を組み合わせます。
- 浸水跡は位置が分かる全体写真と、メジャーの目盛りが読める写真を。床上・床下の状況も残します。
- 写真の元データを保管し、撮影日・被害日時・場所をメモ。家財の一覧、見積書、修理費の請求書・領収書もまとめておきます。
片付けとごみの搬出
写真を残したうえで、安全にできる片付けを進めます。証明書を待つ間に何もできない、ということではありません。市と保険会社へ必要な記録・調査前の扱いを確認し、ごみは災害ごみ・通常の生活ごみ・業者の工事ごみを混ぜないでください。搬入日、対象品目、証明書や写真の条件は上の市別案内から確認してください。
保険・生活再建・修理の相談
契約している保険会社・代理店
被害日時・場所・状況を伝え、風災・水災などの補償、自己負担額、必要書類、証明書の要否、修理前の確認を尋ねます。市の被害認定と保険会社の支払い判断は別で、契約によって条件が違います。
市の支援窓口
見舞金、貸付、住まい・税や保険料などの支援は、災害・被害程度・世帯状況等で対象が異なり、別の申請が必要なことがあります。証明書の相談時に、今利用できる制度と期限も尋ねてください。
修理の勧誘・契約トラブル
「保険で必ず無料」「市から頼まれた点検」と言われても、その場で契約しないでください。費用・工事内容・解約条件を書面で確かめ、先に自分の保険会社へ相談。不安な契約は消費者ホットライン188へ。
罹災証明・被災後のよくある質問
罹災証明とは何ですか?
「りさいしょうめい」と読みます。市が災害による住まいの被害の程度を証明する書類です。支援制度などで使われますが、証明書だけで給付や保険金が必ず出るわけではありません。
被害にあったら、まず何をすればいいですか?
まず安全な場所へ。安全に撮れる範囲で、片付けや修理の前に被害写真を残します。その後、被害のあった市と契約中の保険会社へ連絡し、申請書類や調査前に必要な記録を確認してください。
写真を撮らずに片付けてしまいました。もう申請できませんか?
自己判断で諦めず、市へ相談してください。君津市のひ災届出証明では、修理済みで写真がない場合に請求書等を提出する案内があります。他市や証明書の種類で扱いが違うため、残っている写真・修理書類を伝えて確認してください。
賃貸住宅でも相談できますか?
被害を受けた住まいの証明について、市へ相談してください。所有者や管理会社にも被害を伝え、誰が何の申請をするか確認します。家財と建物の保険、申請者や代理人の条件は別に確認が必要です。
罹災証明が出るまで、ごみは捨てられませんか?
市と災害ごとに違います。台風25号では、袖ケ浦市は9月24日からの受付で、証明書発行の準備が整うまで写真等でも手数料免除を確認する措置があります。富津市は証明書持参と事前連絡の案内です。写真を残し、搬入先へ条件を確認してください。
罹災証明があれば保険金や支援金は必ず受け取れますか?
必ず受け取れるものではありません。公的支援と保険は別の制度で、それぞれ対象・条件・手続きがあります。市と保険会社の両方に確認してください。